
目の下のクマ
目の下のクマが気になる方は、多いのではないでしょうか。当院でも、ご相談をいただくことが多いです。今回は、そのクマについて簡単にご説明します。
まず、クマには、大きく分けて4つのタイプがあります。
クマのタイプ
青クマ
血行不良による鬱血が原因で起こります。目の周りは、皮膚も薄く、血行不良の症状が現れやすい部位です。
赤クマ
眼輪筋の使いすぎなどで、血流が一時的に増え、鬱血している状態。目の下の皮膚がとくに薄い方は、組織が透けて赤みを帯びてみえる場合もあります。まつげ美容液などのの刺激で、皮膚が炎症を起こし、下まぶたに赤みを帯びてしまう場合もあります。
茶クマ
摩擦や紫外線などによる色素沈着やくすみが原因。しみや肝斑が混在し、さらに濃くみえている場合もあります。
黒クマ
たるみにより、目の下に影ができて生じるクマです。眼窩脂肪が多い方は、年齢とともに皮膚が支えきれずに前にでてきます。
このように、タイプが異なり、治療法も異なります。
クマの治療
青クマ
血行不良による鬱血が原因なので、全身の冷えを改善させることが大切です。目元の皮膚は薄いので見た目のサインとしてでやすいのです。末梢の血流を良くするために、体を冷やさないようにすることや、生姜やシナモンなどを食事で取り入れるのも良いです。目の下のボリュームがなく、静脈の鬱血が透けている場合は、皮膚のコラーゲンを生成させて弾力をもたせるたるみ治療や、ヒアルロン酸注入もお勧めです。
赤クマ
パソコンなど長時間使う場合は、目を休めることが大切です。皮膚が薄く、目の下のボリュームが少なく、筋層が透けてみえている方は、青クマの治療と同様になります。
茶クマ
摩擦による色素沈着や肝斑の場合は、レーザートーニングで優しくメラニン色素を除去します。しみが散在している場合は、オーロラなどのフォトRFを推奨します。その他、乳酸などのマイルドなピーリングや、イオン導入、エレクトロポレーション、水光注射でのトラネキサム酸やAPPS(ビタミンC)などの美白成分導入もお勧めです。
黒クマ
たるみによるクマですので、まずは、たるみ治療をお勧めします。ギャラクシーやマエストラなどのRF治療でコラーゲン生成を促進させて、皮膚自体の弾力を回復させることで、目の下のたるみやしわを改善させます。当院では、目周りのたるみ集中コースがあります。※眼窩脂肪が多い方は、外科的に除去し、皮膚のたるみ治療を同時に行うとスッキリします。
治療法は、このようにいろいろありますが、日頃から摩擦などの刺激を加えないように、優しくケアすることが大切です。
恵比寿やすみクリニック
院長 佐藤 やすみ
スタッフビューティー日記
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